緩やかなる死は懶眠の中に

「読んだモノ、見たモノ」備忘録。ゲージュツはよくわかりませんが、美術館や映画館に行くのは好きです。
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中村好文展 小屋においでよ!
まずは老若男女、人の多さにビックリ。ギャラ間で開催された他の展覧会よりも明らかに多い。親しみやすく門戸の広い氏のエッセイのたまものかな。実際、展示も氏の著書の延長といった趣で、影響の受けた7つの小屋を紹介しながら、どこが良いのかのエッセイがつくといった会場構成になっている。中庭には今回のために設えた小屋が用意され、自由に中に入ることができる。その小屋の図面こそあるものの、会場の多くはエッセイ、写真、ビデオで実に明快。氏のエッセイ好きの人間は行って損はないね。願わくばギャラ間の他の展覧会にも足を運ぶ機会になれば良いのだけれど。

TOTOギャラリー間
| 美術展 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0)
空想の建築―ピラネージから野又穫へ―
遥か昔から人は建物を想像するの好きよね。ピラネージくらい知ってるよ程度だったけど、版画、絵画からインスタレーションまで。また、時代も幅広くて楽しかった。コイズミアヤの物語性を感じさせるボックスアートや、野又穫の想像力をかきたてる絵画が楽しい。この二人の作品は見た目も明快だし、万人にお勧めしたいの展覧会だなー。

個人的には、野又穫の作品は人間の気配だったり、行為を背後に感じさせるものが好みだった。

町田市立国際版画美術館
| 美術展 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0)
牧野邦夫―写実の精髄
恥ずかしながら牧野邦夫の作品をちゃんと見るのは今回が初めてである。前日に美の巨人たちで取り上げられていたのを見て、これは直ぐに観に行かねばなるまいと思った次第。
自画像一つとっても、謎の顔どもが彼の周りをウネウネと纏わりついてるし、幾つもの物語が遍在しているような妖しさがある。しかも、彼の描く写実的な肉体は生々しい。妖しく、生々しい。そんな不思議な魅力にあふれた作品たちだった。

練馬区立美術館
| 美術展 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0)
新津保建秀「\風景+」
雪の吹き荒れる最終日に。ありふれた風景を新津保がどのように捉え、どのように提示するかといった試みは、なかなか興味深いところではあるけど、楽しめる作品かというとちょっと良く分からない。処理落ちしたPhotoshop上の写真を掲げるというのは実にメタ的ではあるけれど、あのグレーに欠けた画は楽しいものだろうか。ちょっとおれの求めているものとは違うかなあという感じ。
ただ、frame_camera obscuraとかFluid/Smokeといった作品は、背後でしんしんと降る雪と相まってちょっと神秘的な雰囲気でしたよ。

展覧会のコンセプトを正しく理解できていない気もするので、まあ戯れ言程度に。

ヒルサイドフォーラム
| 美術展 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0)
森と湖の国 フィンランド・デザイン展
フィンランドのガラス製品の黎明期から今に至るまで。ソリッドなフォーム、柔らかなフォームーこのエレガントさこそフィンランドデザインの真骨頂。
ゴラン・ホンゲルのボウル(ホンゲルの帽子)のRの美しさよ。曲線美。撫で回したい。あとね、おれガラスタンブラーが好きなのよ。より取り見取りでね。ただのグラスなんだけど、おさまりの良さそうなタンブラーたち。手に取りたいよ!ガラス製品好きにはオススメよ。女子率高し!

サントリー美術館
| 美術展 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0)
桑山忠明展 HAYAMA
桑山忠明のステンレスやチタンを使ったインスタレーション。距離や角度によって色合いが変わる。特にチタンの作品はそれが顕著に現れて面白い。見せる表情が違うので右に左に展示室を動き回るのに忙しい。作品数は多くはないけど、インスターレションが投げかけてくる幸福な体験は十二分に堪能できると思う。

神奈川県立近代美術館葉山
| 美術展 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0)
始発電車を待ちながら
2階の物語性に富んだ作品たちが好みかな。展覧会のタイトルの「始発電車を待ちながら」というフレーズは何らかの期待感のようなものを連想させるが、秋山、大洲、ヤマガミの作品たちはそれを強く意識させる。秋山の十和田駅周辺の地図を使ったインスターレーションは力強さや愉しさを、大洲の作品からはシークエンスの背後にある物語を、ヤマガミの精緻な作品からは現実に立脚しながらも幻想的な風景を投げかけてくる。
元々、駅というのはわたしたちのドラマの舞台でもあったのだ。そういった駅や鉄道をテーマにした展覧会、楽しくないはずない。期待半分くらいでやってきたけど、面白かったよ。

東京ステーションギャラリー
| 美術展 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0)
TRANS ARTS TOKYO
取り壊しが迫った建物を舞台としたアートイベントと言うと、数年前にフランス大使館跡で開催されたNo man's landを思い出すね。建物そのものをテーマとして取り込んだり、破壊したり、破棄された什器を活用したりと寿命が尽きる寸前の建物ならではの楽しみがあるのは良いところ。No man's landでもそれは感じだけれど、今回のTRANS ARTS TOKYOは規模も参加アーティストも段違いに大きく、めくるめく作品たちに飲み込まれてこちらのテンションもおもわずおかしくなってしまう。

もっとも、それだけ規模が大きいだけに、良くも悪くも玉石混合という印象も。参加アーティストもプロから、美大生まで幅広い。技巧がどうかというよりも、あまりにもジャンルが幅広く、自分の好みに収まらずいまいち共感しづらいのもチラホラとかそんな感じ。

あと、いかんせん会場が17階からB1まで(行った時はB2でのイベントは行われていなかった)と広いので、1回で見ようとすると、どうしてもおざなりな見方になっちゃう。会期中に何度も使えるパスポート制なので、何回か足を運んだ方がよさげ。

今回は17階から順番に降りてきたけど、帰る頃にはあの16階の洒落た空間がまるで幻のように思える始末。記憶が陽炎のごとくゆらゆらしている。

東京電機大学神田キャンパス跡(Site)
| 美術展 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0)
真鍋大度+石橋素「PULSE」
闇を切り裂くレーザー光はそこはかとなくサイバー。男心がくすぐられるぜ。光がBGMとシンクロしながら、パシッパシッと形を変える様は小気味よい。
注意深く観察してみると、発光装置から延びた光は、固定式のミラーや可動式のミラーで次々と屈折されていく。緻密なプログラムと現地での調整のたまものであろう。エンジニアリングだよの作品だよ、これは。
個人的には冷却ファンの音とか、レーザー発光装置の駆動音が良い感じ。ちょっとオタクくさい楽しみ方。
その一方で、BGMがもっと色気があったらなーという気も。BGMが自動生成だったらもっと……とか妄想したり(実際はどうなのか知らない)。

G/P gallery(Site)
| 美術展 | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0)
アートと音楽
響き渡るランダムな音に導かれながら、会場に足を踏み入れセレスト・ブルシエ=ムジュノの作品を見た時の驚きが心地よい。シンプルで明快な作品ながら涙腺に触れる音。あとは、大西景太のディスプレイを複数使った作品もなかなか。小気味よいリズムとミニマルな映像のシンクロが愛らしい。

絵画から大型インスタレーション、メディアアートまで様々な音に関するアートたち。見て、聞いて、感じて、楽しんで。

一つ言えば、地下2階の広間を使った大友良英の作品は、見た目のインパクトこそ大きかったけど、そのデカさ故にどこに注目すべきなのかあやふやだったのが残念な感じ。

東京都現代美術館
| 美術展 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0)
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